WANIMA『Everybody!!』
発売日:2018年1月17日
レーベル:WARNER MUSIC JAPAN
<収録曲>
1. JUICE UP!!のテーマ
2. OLE!!
3. シグナル
4. CHEEKY
5. ヒューマン
6. 花火
7. サブマリン
8. CHARM
9. ANCHOR
10. やってみよう
11. エム
12. SNOW
13. ともに
14. Everybody!!
(TOTAL:47min)
前作『Are you coming?』から2年3ヶ月ぶりのWANIMAの2ndアルバム(メジャーでは1枚目)。
2017年も変わらず飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せ、年末には紅白歌合戦にまで出てしまい、あっという間にワンオク以来のJ-ROCK界のニューヒーローの立ち位置まできてしまいましたね。
収録曲の半分くらいはTVタイアップ効果で既にお茶の間レベルでみんなの耳に馴染んでいることでしょう。
既発曲も沢山入ってます。
「シグナル」
NHK「18祭」は本当に感動的でしたね。こちらもワンオクに続いての抜擢。
WANIMA 18祭 2017 | Tokyo2020 NHK情報サイト | NHK
WANIMA「シグナル」OFFICIAL MUSIC VIDEO
「好きにやって 駄目なら戻って来い」というフレーズは本当に泣ける。
「ヒューマン」
WANIMA「ヒューマン」OFFICIAL MUSIC VIDEO
「CHARM」
WANIMA「CHARM」(OFFICIAL MUSIC VIDEO)
「ともに」
WANIMA -ともに Full ver.(OFFICIAL VIDEO)
「やってみよう」(カバー / イギリス民謡)
“信号”、”お守り”とかさ、もう「俺らがいるけん、大丈夫!」といってるんだけど、その説得力がすごいなぁと。若手のバンドがいきなり売れたりしてもこうはなれないし、PIZZA OF DEATHに決まる前(メロコアがオワコンジャンルだった時代)も長かったろうけど腐らずに続けて時代の風向きとともにしっかりと乗っていったのはすごい。
更にいうとバンドもすごいんだけど、途切れずに大きい&バンドにしっかりと合ったタイアップを立て続けにとってきたスタッフ力にも大拍手。
前作アルバム時はモンパチ、10-FEETなんかが比較されてた時期だったけど、更にその上にいってしまっていて。バンドって夢あるなぁと中高生に思わせることが出来る今では数少ないバンドだと思います。
アルバムの新曲たちも相変わらず難しい言葉を極力避けながら要所要所韻を踏んで小気味良く言葉を聴かせてくれる歌詞は本当にすごいし、"愛"や"ハッピー"と共にこのバンドの大事なカラーである"エロ"も変わらずあって。
メジャーにいっても成長はしつつ、根本的には変わっていないので、売れたことで昔からのファンの人とかも変に斜になって離れないでほしいなぁ。そういう人がいっぱいいるみたいだけど、それはただもったいないだけ。"自分含めた一部が知ってる"というつまらないあれで寂しくひねくれれちゃうのはもったない。
もはや、キッズだけじゃなくて、男女も世代も関係なく”みんな”の背中を押してくれる存在感。
絶対的に支持。